低学力の子供たちに、勉強に必要な言葉を覚えてもらうための語彙習得ドリル「ワードクライシス」について、何回かに分けて、制作の背景をご紹介していきます。私の思い・考えを発信することで、分かり合える仲間を増やせたら、と思っています。
語彙を増やせば、読解力が上がる
知らない言葉が多いと、文章を読んだときに内容がよく分からない。そんなの、当たり前ですね。では、知らない言葉が文章中にどれ位でてくると、分からなくなるのでしょう?
実は、100語中たったの5つ知らない言葉があるだけで、文章が分からなくなってしまいます。低学力の子供は、学校の授業で初めての文章を読むときに、知らない単語が1ページに何個もでてきます。語彙力がなければ、文章の内容は理解できないのです。
でも、逆を言えば、言葉を多く知れば、授業について行けるようになり、学力が上がるということです。
じゃあ、どうやって低学力の子供に言葉を教えればよいのだろうか?
色々と調べる中でこの本に出合いました。
「学習言語とは何か―教科学習に必要な言語能力」バトラー後藤 裕子
これは、どんな言葉を教えれば学力が上がるのかについて書かれた本です。続きは次回の記事で説明しますね。
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読んでくれてありがとうございます。同じ思いをお持ちの方、力を貸して下さい!
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